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オーストリアに恋して。

日本で会社員を経てオーストリア・ウィーンの大学院生に。留学生活等様々なことを発信するブログです。

悩むのもいいけど、やりたいことを行動に早く移すのも大事だよ

オーストリア生活 留学

こんにちはBABSIです。

そういえばもう9月、暦上ではもう夏は終わってて、これから寒くなるんだなあーとふと思いました。私はまだウィーンの秋を体験したことがないので、秋の街並みがとても楽しみ。

そして同時に、私はちょうど一年前の今くらいの時期に、当時勤めていた会社を辞めたい旨を職場に打ち明けました。「ちょうど一年前の今だったのか…」と思うと、同時にもうそんなに時間が経ったのかと気づかされ、そして時の流れのはやさに圧倒されます。

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私がウィーンに行ってひとつチャレンジしてみたいと気持ちを決めたのはかなり早くて、大学を卒業後、就職して2年目の時。でも、まず何からやっていいのか分からず、ひたすらインターネットで情報を集めていました。

同時に大学院にも行きたいと思い、どうしたらオーストリアの大学に行けるのか毎日のように携帯やパソコンで調べました。でも、”留学”と調べると、やはり情報として多いのはアメリカ・カナダ・イギリス・オーストラリアなどの英語圏の国々ばかりで、ヨーロッパの小国/オーストリアの情報はほんとにありませんでした。

一方で、オーストリアの大学に交換留学した人や音楽留学した人のブログや記事なんかはたくさん見つけることができました。私が学部を卒業した日本の大学もウィーン大学と協定関係でしたし、大学時代仲の良かったオーストリア人の友達も交換留学生として来ていました。なので、正規の学生としてそこにいる日本人、もしくはアジア人の情報はぜんぜん見つけられず、頭をかかえました。それに、日本人で私と同じことをやろうとした人はどれだけいるのだろうかと。しかも、ドイツ語圏で育った日本人とか、帰国子女とかならいい。私なんて、27歳になる前までドイツ語をやったことないし、国際的に何か日本で教育受けたかっていったら義務教育の中で習った英語くらいしかないんですもの。

だから、私の元同僚たちは、私のウィーンでの生活がうまくいくとは絶対思っていなかったでしょう。「現地でのお金はどうするんだ」とか「うまくいかなかったらどうするんだ」とか、結構つらいことも言われたものです。泣きながら会社から家に帰ったこともあったな。

でも、そんな凡人の私ですけど、昼間は働いて、夜に家に帰って頑張ってウィーン大学のホームページを読み(当時はドイツ語が分からなかったので英語で)、わからない部分は直接大学にメールを打って聞いて、どんなものが受験に必要か、期日までに何をすればいいかなど、日本とは違うシステムに戸惑いながらも、手探りで行動しはじめました。最終的にウィーン大学から入学許可の手紙が来たときは本当にうれしかった。(※当時ドイツ語能力ゼロだったので、後にドイツ語能力の証明書を提出するという要件はありました)

ちなみに、大学提出用の書類準備は会社員時代に開始し、合格通知を受けたのは会社を辞めて二ヵ月後くらい、すでにウィーンに住み始めていた頃でした。

 

ウィーンに来た当初の私のドイツ語は、挨拶するのも緊張するぐらいのレベルでした。かなり前からウィーンに行きたいと計画していたので、東京で会社員の頃から週末だけドイツ語のクラスに通っていたものの、やはり週末に1回だけのクラスで結果をのぞむのは難しいし、仕事優先の生活だったので勉強時間を定期的に確保するのも苦労しました。

本当は、大学の合否が分かってからウィーンへ引っ越すか否かを決めるべきなんじゃないか、と思ったんですが、じゃあ落ちていたら私はもうウィーンへ一生行かないのか?という問いに対してはNOだったので、悩むのもたいがいにして、ドイツ語能力を高めておくためにもはやく渡欧しようと決意しました。

もし失敗したら、失敗したときに考えればいい。それでも、大学に受からなかった時のプランはだいたいこんな風にしようと頭の中で作ってました。ただし、失敗することばかり恐れて動かなければ本当に意味がない。時間ばかりがすぎてあっという間に年をとる。私の場合、30歳を過ぎたら自分はきっとチャレンジしないだろうという推測がだいたいできたので、逆算していくともう本当に今だ!といつも思っていました。

 

失敗してもいいからチャレンジしてみたい。そんな思いが、ウィーンに行こうと着々と準備していたころの自分にはありました。また、現在の私の状態が成功ではありませんし、まだこちらでやらなければいけないことや野望はたくさんのこっているのはもちろんなのですが、少なくとも大学院入学の切符を手に入れられたことは一つ大きく前進できたと思っています。

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そして先週やっと大学で手に入れたウィーン大学の学生証。私はまだ来年の1月まではPreparation Programで学ぶのですが、それでも、学生証を得た時の気分は非常に感慨深いものでした。大学院を受験するにあたり、全部助けてくれるような留学斡旋業とかもあるみたいですけど、そういったものに頼らなくても、全部自分の手でやった。逆に、自分の手でできない、努力できないくらいなら、そんなこと最初からやらないほうがいい。きっと、現地に着いたって、頑張れないし、成果も生まれない。そういうのがモットーです今も。

 

学生証をもらうために窓口の順番待ちをしてた時、学生はごじゃまんといたにもかかわらず、日本人は自分以外皆無だった。日本人ってのは、街にいてもだいたい容姿ですぐわかるんです。でも日本人はおろか、アジア人すらほとんど見なかった。三時間もそこにいたのに。

だから、本当にまだスタート地点に立ったばかりなんだ。これから、本当に新しい世界に入って新しい人たちと生きていかなければいけないというのを実感しました。それでも、自分の力でやろうと思えば、努力次第でどうにかなる。でも、悩むだけじゃなくて、悩みながらでも行動していかないと環境は変わらないし、年を重ねていくだけ。そういうことを伝えたくて、この記事・そしてブログを立ち上げたのが動機としてあります。

 

ウィーンに行きたいというのを宣言した一年前、自分がこのポジションにいるなんて想像もしなかった。合格するとすら思っていなかった。ただこれがやりたくて走ってきただけなのだけど、また未来の自分が今の自分を振り返った時に”ああ、私これでよかった”って思えるように、これからも突っ走りたいと思います。