オーストリアに恋して。

会社員を経た後オーストリアで大学院生に。オーストリア留学情報・蛇足なことも含め発信するブログ。

【学費が安いという魅力】と【そびえ立つドイツ語の壁】

こんにちはBABSIです。

私はおよそ今から半年前に日本で勤めていた会社を辞め、オーストリアに渡航しここで留学生活を開始したのですが、私がよく聞かれるのは「留学資金はどうしてるのか」という話。

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海外で勉強するためには、もちろんお金があることが前提で、ある程度出資してくれる人がいるか、もしくは自分でまかなえないとやっていけません。

私の場合、裕福な家庭で育ったかと言われれば全くそんなことないです。でも親の収入は十分にある方で大学までは出させてもらいましたが、私には他に兄弟がおり、私と兄弟全員大学に進学したことにより親には最終的にかなり負担をかけてしまいました(すいません本当に、両親はこれを読んではいないけど)とてもじゃないけど、学生時代に留学したいなんて親に言い出せるほどの余裕はありませんでした。

 

なので、本当に留学するのなら、自分の稼いだお金でやるしかないというのはだいたい昔から考えていて、その時考えていたプランが現在実現されている感じです。

私は年も年ですし、日本での大学卒業まで両親に投資してもらったことを思うとそれだけでもかなりの恩恵を受けている。だから、ここでやることのあらゆることをどうにか自分で工面する、というのも留学の目標項目のひとつにあります。

 

だが実際オーストリアに来てみると、同じ日本人として留学している人口の中で、自分の貯蓄でやりくりしている人というのは、まずほとんどいない。日本から資金をくれる人がいるなら、それに越したことはないとは思いますけど。貧乏生活の私からしたら本当にうらやましい話。

だから留学前に「オーストリアで勉強するならしょっちゅう色んな国旅行できて楽しそうだね」とか「海外なんてまじでオシャレで楽しそう」って言われると結構本気で腹が立ちました。私はそういったところには憧れはない、仕事まで辞めて、勉強するために行くし、出資してくれる人もいないんだからヘラヘラしている余裕はないんだよと心の中で呟いてました。

でも、一つ言えるのは、私みたいな庶民でもやろうと思えば留学は実現できるってことですかね。

というか実証を作りたくてここに来たってのもあります。大学時代や高校時代に海外のどこかしらに交換留学していた人たちはやはり経済的にめぐまれている様子が伺えましたけど、そうじゃない対極にいる自分でも「海外で学ぼう」という目的を実行できる術はないかと探っていたからです。

そこで大事なファクターとなったのは以下のこと。

 

●留学先は学費の安い国を選ぶ

 

大学の学費が無料の国の代表格はおそらくドイツではないかと思うんですが、オーストリアもオーストリア人であれば国立大学は無料です。私は外国人なので学費を支払う必要がありますが、私が入学する大学の学費は1セメスター約10万円しないくらい。

ドイツは外国人でも学費が無料だというから、ドイツ語圏の教育機関は本当にオープンだし整っているなと驚きでした。

ただ、その地域を選ぶにあたり乗り越えなければならない壁は「ドイツ語」。

※中には英語で開講されているコースもありますが、特別に高い学費が設定されていたりしますし、ほとんどの専攻はもちろんドイツ語、何より生活していくために必要なのでドイツ語は勉強する必要があると思います。

 

そして、英語なら中学生から勉強しているし自力で勉強してもやっとこさなんとかなるレベルだと思い、昔、アメリカやイギリスについても調べましたが、やっぱり学費が高い(生活費も高い)。金持ちじゃないと留学できないっていうのは思い知らせれました。

でも、私はもともとオーストリア人の友達がいてオーストリアにも興味があったし、何より学費がお安いっていうのに惹かれて、今ここに念願かなって住んでいます。

また、上述した通り「ドイツ語」がここまで複雑な言語だとは私は最初にちっとも思ってなくて、あらゆる人たちが口を揃えて「ドイツ語は難しい」というのは痛感しました。なので、ドイツ語が全く話せなかった最初の頃、私の落ち込み様はひどいものでした。本当にできるようになるのか、言ってることが分かる日がやってくるのかという不安と闘いながら勉強してました。

それでも、英語以外の言語を獲得できたことは、今となっては非常にポジティブにとらえています。日本で求められるメインの外国語はもちろん英語で、でも英語以外の言語にはあまり注目されていないような…?確かに英語の有用性は高いことは事実ですが、世界にこれだけ様々な言語が存在する中で、例えば「自分は中国語がやりたい」「スペイン語がやりたい」と思ったら、その言語をもっと学べる場があればいいのになと思いました。

あと、交換留学ではなくて、現地の大学に入学するっていうところにもこだわりを持っていました。語学だけ学んで日本に帰るっていうのも私の計画の中にはありませんでしたし、簡単なやり方で終わるなら日本にいて働き続けていたほうがよっぽどいいと思っていました。何より、やっぱり自分が現地に渡って全部自分の手でおこなって、「過去にどこかに留学した」とか、「特別な教育を受けた」とか、そんな立派な経緯がなくてもやろうと思えばできるっていう実証例を作りたかったんですね

 

私の立っている場所はまだ留学の「入口」ぐらいかもしれませんが、それでもここから先のキャリアも語れるように頑張るので、みなさん今に見ていてください。