こんにちは、BABSIです。
11月末から、ちょっとある手続きにてこずっており、
記事更新も大学の勉強もうまく集中できていませんでした。
12月中には…12月中には、どうか落ち着きますように。
今回再び起きたトラブルについても、書けるようになったら書きます。
さて、大学院の授業が今セメスターから始まり、既に2016年も12月、
そして年明けの1月末には期末試験があり、2月はまるまるお休み期間です。
私は準備プログラムの中のドイツ語の講義も取っていたため、修士の授業は今セメスターはたくさんとっていないのですが、それでも、初めてのここウィーンでの大学期末テスト、やはり緊張します。
既にここウィーンでは、ドイツ語能力を証明するためのテストは受験経験がありますが、オーストリアにおける様々な試験の雰囲気は、他の人からも話を聞くところ、日本と比較してややゆるいような印象を受けます。
ドイツ語能力試験を受けた時は、試験中、机の上に飲み物を出しておいて好きなタイミングで飲んでOKでした。(なんせ時間も長いのでね)
また、その試験で同じ教室内にいたある男性は、カンニングがバレて2度、3度お説教されたのですが、それでも退場扱いにはならず、最後まで試験は受け続けることが許可されました。(この男性試験中うるさくて本当にやっかいでしたが…)
日本だったら、怪しい行為をしてた時点で、退場になりますよね…
先日、知り合いのオーストリア人が、日本語能力試験を受験したのですが、彼女の感想は「オーストリアの試験と比較してとても厳しかった」とのこと。
試験中に鉛筆削りを使うのも禁止、飲み物を飲むのも禁止。
おそらくカンニングなどしたら、発覚した時点で退場でしょう。
さて、本題に戻るのですが、
ドイツ語の私の先生が「大学の試験に、外国人は辞書を持ち込んでOKだ」と言うのです。
心配症な私は念のため、自分が大学院で現在受けている講義の各教授に一人ずつ「私の母国語はドイツ語ではないんですが、期末試験に辞書を持ち込んでもいいですか」と聞いてみました。
すると皆さん笑顔でOKしてくださった。というか、「もちろん問題ないよ」「外国人なら当然大丈夫よ」といったように、特に特別扱いするといった意味でのOKではなく、外国人である私にとって辞書が試験で理解の助けになるためなら当然だ、(むしろなぜわざわざ聞くんだ)といった雰囲気でした。
私が日本で学んだ明治大学では、アジア圏からの留学生が多く、特に中国・韓国からの留学生、もちろんその他各国からもたくさんの学生が学びに来ていました。
が、彼らが試験で辞書を持ち込んでいるところを私は見たことがありません。
日本の大学では、仮に聞いたところでNOと言われる気がします。
じゃあウィーン大学が反対にゆるいのか?といったら、
それは別に試験の難易度を下げているとか、そういった意味ではないと思います。
もちろん私のドイツ語が万能なら初めからなんの問題もないのですが(´;ω;`)
とにかくまだオーストリアに来てドイツ語をやり始めて1年経たない私としては、非常にありがたいです。
ちなみにドイツ語能力試験でも、B2レベル以上から辞書の持ち込みが許可されています。
でも実際には、試験に制限時間があるので、わからない語句の一個一個を調べている時間はありません。
私がB2を受けた時の、そのカンニングが発覚した男性は、辞書の中にもカンニングペーパーを忍ばせていたそうで、「辞書はあなたの理解の手助けをするけど、これ(カンニングペーパー)は違反です」って、怒られていました。
どうなるかわからないことが多すぎですが、
冬休みは勉強の計画を立てて後悔の無いよう過ごします。