オーストリアに恋して。

日本でサラリーマンを経た後オーストリアで大学院生に。オーストリア留学情報・蛇足なことも含め発信するブログ。

そういえばドイツ語の検定試験は2016年に受けたのが最後。

以前からドイツ語のCのレベルの公式試験を受けます受けますと言ってきて、結局受験はせずに2019年になってしまいました。

もともとなんでか自然と次の目標になっていたドイツ語試験の受験。多分、周りの人からの圧に押されてただけだったのかな。

前から公言してます通りわたしはインスタグラムアカウントも持っています。いわゆる勉強アカウントの方をフォローしたり、フォローされたり。皆さん目標が高くて、すごいなと思って拝見させてもらっています。

一方、自分も「どうやってそんな短期間でB2 合格したんですか」とか聞かれるんですけど、いやあそれは試験受からんとセメスター開始させてもらえないから、そのために向き合っただけなんです。そんな理由でもなけりゃ私はやっぱり資格取得なんていいや~って思ってしまう。実は私の同居人が今大学に提出するために必要な英語の試験に挑んでいるんですが、彼女も同様、我々の大学は学生の数も多いし、例外は認めてもらえない。同居人は、セメスターの途中で試験結果を提出するのはダメなんですか?と大学に掛け合ったみたいなんですが、答えはやっぱりNO。まあ当たり前ですね。

30歳を前に学び始めた私のドイツ語能力は、20代前半、もっと早ければ10代でドイツ語を始めた周りの日本人学生たちに比較すると、そんなに高いとは言えないと自分で思います。ドイツ語がわかるようになること、上達は微々たるものでも励みになりますが、私はドイツ語のプロになるためにウィーンに来たわけではない。語学勉強、しかも別にどっかの機関に提出の義務があるわけでもないのに、ドイツ語の資格取得が生活の中心になってしまうのはなんか違う気がして。私の仕事は史学なのです。

一方で、ある程度語学力がないと学生生活やっていけないのも事実です。いくら母国で優秀な人だったとしても、あまりにも語学力が拙いと、その語学を扱う国では赤ちゃんになってしまうと思うからです。だから、ある程度初期に語学習得に投資しておくというのも大事といえば大事かな。それが私の場合はたったの半年でした。当時は大学で求められるレベルがB2だったのですが、今のようにC1だったらきっと一年必要だったと思う。

しいて言えば2年ほしい。やっぱり、大学院を始めた初期と比較して今のほうがわかることが格段に多いから。でも、なんだかんだでやれてきてしまって、今年で卒業の予定。

すごーくコンプレックスだったのは、ウィーン大学大学院に入ってからまだ一度も成績で1をとったことがないこと。(大学での評価は1が一番よく、2、3、4と続き、5をもらった場合は不合格なので、必須の授業だったりすると再度試験を受けたりします。)2まではもらえるのに。私は基本的にこれがドイツ語を最大限自由に扱えない自分の語学力から来ていると確信しています。

そんな気持ちの悔しさを母親にもらしたときに彼女が私に言ってくれました。「だってあんた、ついこの間までドイツ語話せなかったんだもの。それでも今、ほかの学生と一緒に勉強して、単位が取れて。それだけで十分じゃない?あんたは欲張りだね」

 

周りの優秀な学生からしたら、ひとつも1がないなんてみすぼらしい成績表かもしれません。自分も、良い成績がもらえることは素直にうれしい。でも、学生である間は、自分が何を目標に仕事をやめてウィーンを選んで移住したのか、大学院に入学したのか、そこに向き合うことを忘れないようにしたい。