オーストリアに恋して。

日本でサラリーマンを経た後オーストリアで大学院生に。オーストリア留学情報・蛇足なことも含め発信するブログ。

世界は広くて、いろんなバックグラウンドの人がいる

こんにちは、BABSIです。

先日、ついこの前大学院を卒業した友人カップルに再会しました。ディフェンス(口頭試問)についてなど色々な参考情報を頂戴したとともに、まじでおめでとう!の気持ちです。

私も現在、修士論文を執筆中です。他の授業の単位は無事取れているので、論文を書くのみでよい状況になったことは良かったのですが、そのためにほとんど家にこもっているので、単純で孤独な作業でもあります(論文の内容について一度先生とコンタクトを取りたいのですが、夏休みというせいか音沙汰もなく。)とにかく、論文を早く書き終わって卒業することが私のプライオリティーになっています。

論文は、まだあまりオープンには書けないのですが、一応私が修士在学中に中心的に勉強したことの集大成?的な内容ですね。実は8月頭にテーマをちょっと変えました。

移民のセオリーと、それに対する批判、そして移民の現象を学者はどのように捉えるべきかというハイポテーゼを置き、それをもとに具体的な実証例としてある国の外国人契約労働者のことについて執筆しています。

 

修士論文とは逸れますが、母校(大学)で勤務、活躍されている私の友人から連絡をいただき、来年、ゲスト講師として講義してもらえないかというお話でした。

留学に関する講義だそうで、ただ、私は母校を通じて留学したわけでもなければ、30前になって社会人を辞めて来たので、そういう点で若い学生の方の参考になるのかしら?と思いました。

しかし私の友人は、

いろんなバックグラウンドの人がいるということを学生に知ってほしい

そして

留学希望のほとんどの学生が、英語ができるようになりたいからアメリカに行きたいと言う

とお話してくれました。

 

そこで私が自分の立ち位置を振り返って、はっとしたことがあるんです。

それは、ことあるごとに、「なんで(修士課程のために)オーストリアなんですか?」と、お決まりのように聞かれること。

もちろん、私は自分で決めた理由があるので、堂々と語りますし聞いてくださって構わないのだが、もうどこへ行っても、仕事の面接でも必ず聞かれる。仕事紹介のエージェントにも聞かれる。国際機関に興味があって講演会などに行くと、多くの人の学歴は確かにイギリスやアメリカなどであり、その場にドイツ語圏で学んだのってあたしだけでは?と推察してしまう。

そう、聞かれるのはいいのだが、たまに「(わざわざマイナーな国を選ぶなんて)あなた物好きですね」と言われているような気がする。

万が一これが、私がアメリカの大学院に留学していたとしたら、なんでアメリカなんですか?って、そんなに聞かれたかしら?って思います。

 

そういう点では、私が講師として母校でお話できるのであれば、留学希望の方にお尋ねしたいのは以下のことです。

 

「あなたは、なぜその学問フィールドをその国で選び、そしてどんな結果をおさめたいと考えていますか?」

 

留学希望の学生には、この辺のお話ももちろんだし、自身の留学全般における失敗経験も含めて参考にしていただけたらいいなあとも思うし。

ただ日本に飛べるかが不明なのでそもそも講師をさせていただけるか分からないのですが。ぜひ機会があれば、私がお話できる限りのことをお伝えさせていただきたい。

 

私の修士論文も、結論はかなりぼやっと表現すると「世界は広くて、いろいろなバックグラウンドに注目しなければならない」的な内容になります。笑 言葉はもちろん、しっかり選んで書きますが。人の移住現象について、単純な要因では移民を説明仕切れない、我々は多様でより幅広い文脈を考慮しなければならない、ということを主張しています。別に狙ったわけではありませんが、なんだかこの講座の話とオチが一致するのはどうしてでしょう。

 

本日土曜日も、論文執筆にいそしみます😊